耐えるのが正解なのか

普段の生活や仕事で嫌なことは必ずあります。

ある程度のことなら耐えられるでしょう。

 

しかし、どうしても耐えられないことは誰にでもあると思います。

 

そんな時に言われたことありませんか？

 

「もっと辛い人は沢山いる」

「まだ楽な方だよ」

「俺の時代はもっと大変だったよ」

 

私も前の職場でよく言われました。

そして毎回思いました。

 

他に辛い人がいたとしても私が今辛いこと何の関係があるの？

 

実際今でも思っています。

 

課長の時代は確かに月〜土まで家に帰れないで現場に泊まるのが当たり前かもしれない。

客観的に見て私より大変な人はいるだろう。

22時に帰ろうとして怒られるなんてまだ楽な方かもしれない。

 

でもそんなことは関係ない。

 

正常な価値観に時代が追いついただけだし、

私より大変な人がいたとしても私より幸せな人だって沢山いるし、

明日にならないと出来ない仕事しか残ってないのにダラダラと長くいたくはない。

 

ずっと耐えなきゃいけないのか。

他の環境に行くのは逃げなのか。

 

結論から言うと、違います。

 

大事なのはただ耐えるのではなく、

ただ他の環境に行くことでもありません。

 

一番大切なこと

私は今まで歩んできた人生に後悔はありません。

嫌なことや死にたくなることも正直沢山ありました。

 

特に小学校高学年の時や前職の時は毎日家を出るのが嫌でした。

でも小学校選びも職場選びも後悔はしていません。

（小学校選んだのは親ですけど・・・）

 

それは何故か。

 

将来死ぬ時に、

「幸せな人生だったな」

と思えればそれで良いと思っているからです。

 

結果オーライってやつです。

一番大切です。

 

小学校は辛かったけど中学校は楽しかった。

前職が合わなかったからこそ今の会社に行こうと思えた。

他にも色々あります。

 

私は基本的にはどんな道を歩んでも、歩んできた道が正解だと思っています。

 

ですので一番大事なことは将来の幸せな自分を思い浮かべながら選択することです。

まずは健康を確保しましょう

今自分がいる場所を考えてみて下さい。

 

将来的に自分がそこにいた方が良さそうなら耐えるのも否定はしません。

ですが、耐え続けて心が壊れていまいそうであるなら別の環境に行って下さい。

 

体を壊すという結果は絶対に幸せではありません。

 

具体的には

 

・夜寝付けない

・朝起きるのが昔より辛い

・職場や学校に向かうと吐き気がする

・何も悲しいことが無いのに涙が出てくる

 

これらの症状が出てきたら今いる環境から出ることを考えて下さい。

長くいたら確実にやられます。

 

「3年はいたほうが良いよ」

「それは逃げじゃないのか」

 

色々言ってくる人はいます。

でも、当たり前です。

 

だって、その人達が体を壊す訳じゃないから。

 

人間は他人事になると綺麗事を言いたくなります。

そういうもんです。

 

でも実際今いる環境から出るのは厳しいよって人

そうはいっても実際に行動に移すのは中々勇気が必要です。

また、職場や小中学校ならまだしも高校や大学は色んな面で厳しいと思います。

 

私も社会人1年目の時はただ我慢していました。

毎日毎日同じ人に怒鳴られて嫌になっていました。

 

「早くこっち来いよ役立たず！」

と呼ばれて急いで行ったら

 

「邪魔だから俺の側に来んな！役立たずが！」

と言われて、どうすりゃ良いんだ・・・

 

と思っていました。

 

そこで家で一生懸命考えました。

 

おそらく、あの年であんな性格ということはもう治らないだろう。

だとしたら私が変わるしか無い。

 

私が出した結論は、

 

「私の方が長生きするから良いか」

 

という最低な考え方でした。

でも私はすごく楽になりました。

 

おそらく人によってこれは異なるでしょう。

どうしても逃げられない場合は、

 

「自分が一番楽になる考え方」

 

を考えてみて下さい。

私のような考え方で楽になる場合はくれぐれも口に出さないようにして下さい。

 

100%キレます。

 

最後に

定年が伸びたり再就職が盛んになったり、

と働く期間が昔よりも長くなっています。

 

そんな中で若い内に頑張りすぎて体を壊してしまうのは得策ではありません。

健康な体があってこその仕事です。

 

しつこいようですが優先すべきなのは健康です。

もし、このブログを読んでいる方の中に頑張りすぎて体を壊しそうな方がいたら思い出して下さい。

 

読んでいる人が毎日健やかに幸せに暮らせるのを願っています。