自分の中の主人公像
皆さんは漫画の主人公と言われたらどんなイメージを持ちますか?
強い、誠実、少しおバカ、頭がいい
おそらくこのような良いイメージが多いのではないでしょうか。
漫画によっては常に絶望している主人公やずる賢い主人公もいますが・・・
そんな中、私が思っていた
「主人公が良いやつな漫画のジャンル」
があります。
それは、
「料理漫画」
です。
マガジンで連載していた若手寿司職人も
ジャンプで連載している料理人高校生も
スピリッツで連載していた福岡訛りのイタリアン料理人も
全員なんだかんだ良い人達です。
悪そうなやつも結局改心したりします。
料理漫画はそういうものだと思ってました。
この漫画を読むまでは・・・
それは、
「鉄鍋のジャン!」
鉄鍋のジャン!ってどんな漫画なの?
どんな漫画なのか?
読んで貰うのが一番早いのです。
しかし、絵にクセがありますし巻数も割りと多いです(全27巻)。
そこで印象に残ったエピソードや主人公「秋山 醤」について軽く紹介していきます。
まず一つ目のエピソードは料理大会です。
料理漫画にありがちな料理大会。
お題はチャーハン。
皆さんはチャーハンで一番大事なのは何だと思いますか?
そう、火力です。
主人公の醤(ジャン)もそう考えました。
そして、考えました。
「火力が足りないなら増やせばいい」
そこでとった行動は・・・
他の選手のガス管を潰して火力を独り占め
ついでにスプリンクラーを作動させて他の選手のチャーハンを台無しにする
です。
他の料理漫画の主人公がいたら確実に怒ります。
皆さんは料理漫画でこんなセリフを見たことありませんか。
「料理は心だ」
素晴らしいですね。
ちなみにジャンは
「料理は勝負だ!心で美味い料理は作れねぇ!」
こんな感じの事をずっと言っています。
全然素晴らしくないですね。
最終的には審査員に変なの食べさせて怒られます。
ここまで読んで気になった人は是非読んでみてください。
気にならなかった人は絶体絶命でんじゃらすじーさん読んで下さい。
面白いですから。
主人公とは何なのか
結局主人公とは何なんでしょうか。
主人公とは、「中心人物」を指す単語であり、娯楽作品の物語の視点を提供する者か、
と、いうことらしいです。
タイトルに名前が入っているからといって主人公な訳じゃないらしいですね。
ドラえもんの主人公はドラえもんじゃないし、
ドラゴンボールの主人公もドラゴンボールじゃありません。
ゴルゴ13とプロゴルファー猿のせいできっと勘違いしてる人が多いでしょう。
何が言いたいのかというと、
「初代食べるラー油は鉄鍋のジャン!」
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