サブコン、もしくはゼネコンに入社したらある程度の備品は支給されます。
サブコンって何?って方は昔書いた記事を参考にしてみて下さい。
↓昔書いた記事↓
しかし、支給されるのは最低限のものです。
私が在籍していたサブコンではヘルメット、安全靴、安全帯、スケール、三角スケール、文房具・・・といった所でした。
まぁ現場には入場出来るよねって感じの支給品。
今回は持っていたら便利、というかほぼ必須品を紹介します。
これは無いと不便過ぎる・・・。
必須品の1つ目は「ハッカー」です。
え?パソコンで悪い事する人?って思う人がいるかもしれません。
私も入社するまで名前も知りませんでした。
主に結束線を使って何かを結束する時に使う工具です。
下の画像みたいな奴ですね。
これが使用頻度めちゃめちゃ高い!
建築のスリーブ検査の是正や床配筋の時のスリーブ取り付け、何かを固定したい時等に無いと困ります。
私は是正の時に職人さんに
「ハッカーも買ってもらってないのかよ!これくらいやってみれば出来るよー」
と言われて、自分でやってみよう!と思ったので自分で買っちゃいました。
現場によっては現場経費で買ってくれる所もあると思います。
私の現場は担当課長が細かい人だったので買ってくれませんでした。
アマゾンで700円で買えるので自分で買っちゃった方が早いです。
ちなみに、鉄筋屋さんは常備しています。それも凄い高いやつ。
私は700円のハッカーでしたが鉄筋屋さんは普通に万超えのを使用しています。
一回借りましたが使い心地が全然違います。
慣れたら高いのを買ってみても良いと思います。
使い方ですが、最初は慣れないです。
普段しない筋肉の使い方をします。
これに関しては文字で見るより実際にやって覚えるのが一番です。
基本的に職人さん達は積極性がある若者が好き。
なので、バンバン聞いてみて下さい。
サブコンの方は多能工の人に聞くのが良いと思います。
鉄筋屋さんも忙しくなければ優しく教えてくれます。
「こんなのも出来ねぇのかよ、仕方ねぇなー。教えてやるから見てろ。」
みたいな感じでなんだかんだ教えてくれます。
この時に守ることは3つだけ。
お礼を言う。
分からないところはその場ですぐに「もう一回お願いします」と言う。
次会った時に「お蔭様で少し慣れてきました。」的なことを言う。(ちゃんと練習しておく)
当たり前のことばかりですが、意外と当たり前のことをちゃんとやっているだけで職人さんからは可愛がられます。
特に怒られた時や何か指摘された時にもお礼を言うだけでコミュニケーションが円滑に進みます。
でも理不尽に怒鳴られた時は怒鳴り返したほうがいいです。
ナメられるとそれはそれで面倒ですので。
ちなみにこのハッカー。
建築の若い子は経費で買ってもらってました。
サブコンよりも深く鉄筋屋と絡むからだよね!別に悔しくないし!
無いと困るけど使いすぎると怒られます。
続いて紹介するのは「養生テープ」。
コンビニでも売ってますね。
緑色のガムテープっぽいやつです。
これも使用頻度が高い。
そしてこれは自分で買わなくても大体現場事務所にあります。
壁が傷つかないように養生材(サブコンの場合はスタイロフォームとかを使う)を壁に設置する時や是正箇所を分かりやすくする時など様々な使用用途があります。
ちなみにサブコンがよく養生材として使っているスタイロフォーム。
本来は断熱材なので間違って養生材として暗記しないように気をつけましょう。
そしてこの「養生テープ」。
先述した通り事務所やコンテナに大体あります。
箱買いするので結構あります。
しかし、調子に乗って使いまくると所長に怒られちゃうので注意しましょう。
若手はお金の管理をあまりしませんが、所長は金銭面の管理もしているので無駄を嫌います。
職人さんに「養生テープ頂戴よー」と言われたら少し待ってください!
本当にあげて良いのか?支給品に入っているのか?
分からなかったら所長に聞きましょう。
サブコンの場合、多能工さんは養生テープめっちゃ使うので多能工さん用に箱買いを所長に打診するのも有りです。多能工さんに喜ばれて褒められます。
まぁ大体の現場は多能工さん用に既に買っていると思いますが。
ちなみに私は養生材を壁に設置する際にペタペタペタペタ養生テープを使いすぎて怒られました。
影で所長は私のことを「養生テープ野郎」と呼んでいたことが後日発覚して悲しかったのを覚えています。
その後は「小僧」→「少年」→「名字」という呼ばれ方でした。
新入社員だったから小僧っぽかったんですね、きっと。
まとめ
サブコンでの必須アイテム。
いかがでしたしょうか?
他にも必要なものはありますが、他のものは大体現場で買ってくれます。(ヘッドライトとか)
アマゾンで買うと関東だったら当日に届いたりするのでオススメです。
是非必要なものを手に入れて使用法をしっかり身につけましょう!
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