三途の川に片足突っ込みました〜三途の川ツアー編〜

雑記
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前々回と前回の話の続きです。

まだ読んでない方は下記リンクからどうぞ。

 

前々回の話

三途の川に片足突っ込みました〜地獄の始まり編〜
更新をサボっていたんじゃありません。 死にかけていました。

 

前回の話

三途の川に片足突っ込みました〜診察編〜
皆さん、診察結果を見て安心するのは早いですよ。しっかりと予防と対策を行うようにしましょう。じゃないと・・・・地獄を見ます。

 

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油断大敵

甥っ子の診察を終えて、家に戻ってからは比較的いつも通りの日常でした。

甥っ子もいつもより眠いのかお昼寝は沢山していましたし、良かった良かった。

 

しかし、少しだけ違和感。

私がトイレに行ったら少し下痢気味だったんです。

 

(でもウィルス性じゃないって言ってたし大丈夫だろう)

と思った私。

食べたものが便に影響しやすい体質なので、ヨーグルトのせいだと思っていました。

 

まあそんなことはなく地獄を見る羽目になったんですが・・・。

 

体に異変有り。

少し下痢気味でしたが、それ以外は問題なし。

彼女のことが大好きな私は彼女に会いに行くことにしました。

彼女からのクリスマスプレゼントに貰ったコートも来たし準備万端!

 

彼女はまだ大学生。理系で4年生なので今は卒業研究をしています。

ありがたいことに実は私と同じ研究室。

 

研究室が一緒なので院生には私の同期がいるし、中間報告の資料の作り方のアドバイス位なら出来ます。

彼女の中間報告の資料を一緒に良い感じに修正したり、表を作成したりしていました。

(基本的には彼女がやっているだけで私は喋っていただけな気もするけど)

 

しかし、途中で私の体に異変が起きます。

 

なんかお腹痛い。

 

なんだ、これは。

よく分からないけどお腹が痛いぞ。

とりあえずこういう時は、トイレトイレ。

 

急いでトイレに行く私。

多少遠いけどトイレが綺麗な本館という場所に向かいました。

 

やばい、漏れるかも分からんね。

そんなことを思いながらトイレにやっとの思いで到着。

 

 

そしていざ、排出。

 

 

・・・・・・下痢下痢&下痢。汚い話でごめんなさい。(今更)

もはや便というより茶色い水。

しかも勢いがヤバイ。

 

ホースで水撒きする時に先っちょを潰して勢い強めるじゃないですか。

もうね、あの勢い。体中の水分を尻から吹き出してました。

 

優しくて可愛い彼女からは、

大丈夫?

というラインが来ています。

 

「うん」

とりあえず返信しました。

ごめんよ、今の状況だと二文字しか打てないんだ。

 

彼女はすごく心配してくれます。

帰る?救急車呼ぶ?無理しないで

 

なんて優しいんだ。でも無理は本当にしてないの、急にこうなったの!

無理して会いに来たわけじゃないんです。本当に少し前までピンピンしてたんです。

 

とりあえず自分の車に戻って、彼女にお茶を買ってきてもらいました。(優しい)

 

そしてある結論に至りました。

 

こりゃ無理だ!

 

命の恩人

これ、アカンやつや・・・。

そう思った私は彼女に伝えました。

 

病院に行きたいこと。

もはや運転も出来ないこと。

でも救急車は嫌なこと。

 

・・・・・めっちゃワガママだな!

今思えば、代わりに車を運転して病院に連れてってくれた彼女は女神の様な優しさの持ち主です。

 

もちろん、病院に向かっている途中も体調は最悪。

吐きそうになったら言ってね。

優しく声をかけてくれる彼女。

 

まだ吐き気は無いから大丈夫。

全然大丈夫。

そもそも下痢でお腹痛かっただけで吐き気は無かったし。

 

〜1分後〜

 

・・・あれ、やばい吐きそう

いや、吐く。

ゲロゲロゲー(この間約2秒)

 

あのね。わざとじゃないのね。

本当に急に来るのね。

 

もう、吐きそうって思ったときには既に吐いてたんですよ。

しかも最悪なことにこの時来ていたのは彼女からクリスマスプレゼントで貰ったコート。

ちなみにこの日に初めて来ました。24時間経たずにゲロまみれってどうなってんだ。

 

そして、吐いた後は意識朦朧としていました。

3連休前ということで駅前にある病院の周りは混んでます。

 

普段運転しない車。

周りは浮かれた若者だらけ。

一方通行の嵐。

 

彼女もプチパニックです。

次どこ曲がるの!って聞かれても私はあまり答えられませんでした。

その説は申し訳ありませんでした。

 

病院に到着。

しかし、無事に病院に着きました。

彼女が色々説明して、看護師さんが車椅子を持ってきてくれました。

 

「自分で降りられますかー?」

無理無理無理。そんな事出来たらグッタリしてないよ。

 

と思いましたが、道が狭いのもあって私が降りなきゃ時間がかかりそう。

くそぅ、降りるしか無いのか。

 

おりゃーーーーー!よし、降りて車椅子に乗ったぞ!

最後の力を振り絞って車椅子に乗ることに成功。

 

それを見た医者が一言。

「自分でこんなに動けるなら大丈夫そうだね。」

 

・・・・・・○すぞ。

こっちは最後の気力を振り絞ってやっとの思いで乗ったんだよ。

むしろ車椅子にのったから大丈夫じゃなくなったんだわ。

 

と、意識朦朧としながらも医者に殺意が芽生えました。

しかし、本格的にこの辺から体がやばいです。

 

とりあえず、ゲロまみれの服を看護師さんにフキフキしてもらいました。

その後はレントゲン撮影。(すごく辛い)

お医者さんの問診。(すごく辛い)

 

自分でも分かるくらい手足が冷たくなって震えが止まりません。

本当に死ぬんじゃないかと思いました。

 

そして、点滴前にトイレに行きたかったので力を振り絞ってトイレに。

ここでも下痢が止まりません。

 

皆さん、知っていました?

私の家の近くの総合病院のトイレはしばらく室内で動かないと自動で電気が消えるんですよ。

 

そのスパンがめっちゃ短いの。

こっちは力を振り絞って下痢を排出しているのに、途中で暗闇になりやがるんですよ。

恐怖恐怖。

 

「信長さーん、大丈夫ですかー」

って消える度に言われて扉を開かれそうになる。恥ずかしい。

 

とりあえずトイレも終わり、点滴に入ります。

この時、父や母も来てくれたので彼女と一緒に待っていました。(多分)

母や父を呼んでくれた彼女の対応力。本当に命の恩人です。

 

点滴を打っている間に父が話かけてきました。

「車の鍵はどこにある?」

 

あぁ、車の鍵ね。ごめんごめん、今履いてるズボンの右ポケットだよ。

 

・・・・・と私は伝えているつもりでした。

 

しかし、実際は

「あぁうーうううあー」

みたいな感じで全く伝えられなかったみたいです。

マジでやばかったんじゃないか。

 

そして意識を失うように眠りに付きました。(多分意識を失っていた)

 

気付いたら0時。

なんとなく元気になったので帰ることに。

 

帰って家に着いたらまたすぐグッスリ。

ちなみに彼女は母が家まで送ったらしいです。

本当に彼女には心配と迷惑を掛けました。いつもありがとう。

 

帰宅後

点滴打っている間グッスリ寝たのに、家に帰ってからもグッスリな私。

起床したのは正午くらいでした。

 

しかし、私は起きてからすぐに異変に気づきます。

 

全員グッタリしてるーーーーー!

 

そう、家族全員ダウンしていたのです。

母、父、姉、姉旦那

全員ダウン。辛うじて父は症状がマシ。youtubeを見て笑う余裕すら有りました。

 

中でも姉旦那は38度を超える高熱まで出していました。

 

むしろ私が一番元気。お腹も空くし喉も乾く。

しかし、父以外グッタリ。

後日談によると、姉は6回吐いて3回下痢ったらしいです。地獄か。

 

しかし考えてみれば姉と姉旦那が症状重いのも納得。

発信源が甥っ子だとしたら、一番触れ合っているのはこの二人。

 

甥っ子が下痢だったら片付ける為に下痢に触れてしまうし、ゲロったらゲロを片付ける時にどうしても触ってしまう。

 

発信源が私か父だったらこんなことにならなかったかもねー。

と話しながら父と薬局に行ってポカリやらゼリーやらを大量に買いました。(比較的元気な二人)

 

ちなみに父はこの日、母や姉や姉旦那の為に病院と家を3往復したらしいです。

逆に何で父だけそんな元気なんだ。

すげぇよ、父。

 

というか、最初に甥っ子が受けた診察。

絶対しっかり調べたらウィルス性だったんじゃないかと今でも思います。

 

しかし、幼児の診察は非情に難しい。

初期段階ではウィルス性と分からないこともあるらしいのです。

 

ですので、きちんと予防対策を練りましょう!

 

予防と対策

まずは手洗い。

もう手洗い。

手洗い超大事。

 

子供のゲロや下痢を触ってしまった後は手洗いをしっかり行いましょう。

本当は触る際は手袋をするのが良いですが、そんな余裕は無いと思いますので。

 

外出して帰ってきた時も手洗いとうがいは欠かさず行いましょう。

 

それと、今回私と父で薬局に行きましたが本当は行っちゃ駄目なやつだと思います。

完全にウィルスがいなくなるまでは安静にしましょう。

 

診察の結果ウィルス性では無くても不安な症状だったらセカンドオピニオンも有りだと思います。

 

正直、ゲロと下痢が止まらないのは地獄です。

三途の川に片足突っ込んでます。

 

病院で私を見た時に父は、

(24年か、短い命だったな)

と思ったらしいです。それくらいヤバイです。

というか父薄情です。息子が死にかけているのにそんな冷静になる?

 

くれぐれも今の季節はノロやロタに気をつけてください!

読んでいる方々がこれからも健康なことを願います。

 

ちなみに彼女には移りませんでした。

移らなくて本当に良かったです。

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