【随筆家】小説が苦手な人でも読めるエッセイスト二大巨頭

小説
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漫画は読めるけど小説は苦手……。

文字だけだと場面が想像しにくい……。

 

そんな方にオススメのジャンル。

それが「エッセイ」です。

日本語でいうと随筆ってやつです。

 

なにそれ?って人も中学の授業でやったはずです。

有名所だと清少納言の「枕草子」や吉田兼好の「徒然草」がこれに当たります。

何となく聞いたことあるはず!

 

そして何故この「エッセイ」というジャンルがオススメかというと……。

主に作者の体験談やそれに対する感想をまとめている物なので描写が細かいんです。

想像しやすい。素晴らしい。

 

「この間こんな面白いことがあってさー。」

という面白話を文章にしているような感じです。

 

しかし、想像しやすいとはいえ

『つれずれなるままに、日暮らし、硯に向かひて…』

なんて書かれても分からないので昔のではなく現代のものを読みましょう。

 

読みやすいだけではなく内容も面白いエッセイスト(エッセイ書いている人)は沢山います。

今回はその中でも特に面白い2人を紹介します。

 

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さくらももこ

言わずと知れたエッセイスト。さくらももこ。

人気少女漫画「ちびまる子ちゃん」の作者でもありながら、この人が書くエッセイは読みやすい読みやすい。

文のテンポ感や表現力が抜群です。

 

中には挿絵がちょくちょくあるエッセイもあるので他のエッセイよりも場面想像がしやすいと思います。

漫画家でもあるので絵も上手いし(当然である)。

 

さくらももこは老若男女問わずオススメ出来る方です。

エッセイというかそもそも本が苦手。という方も入門書として手にとってみてはいかがでしょうか。

 

一番驚きなのが最初に発売した『もものかんづめ』というエッセイが1991年発売。

2021年現在、発売から30年経ちましたが色褪せることなく名作として名を轟かしています。

 

菅野彰

「すがのあきら」って読みます。

何故この人のエッセイが我が家にあったのか長らく謎だったんですが、最近解決しました。

 

この方、私と同郷でした。

おそらく〇〇県出身作家みたいな特集の時に買ったのではないかと思います。

 

もちろん同郷だから勧めるという訳ではありません。

この人の書く文章も独特の語り口で引き込まれます。

 

仕事仲間との旅行エピソードや弟とのお馬鹿エピソード。

もし自分がこの場にいて見てるだけでも面白いんだろうなぁ。と思わせる場面描写。

最初の一冊だけまずは読んでみてください。

オススメは「海馬が耳から駆けていく」というエッセイです。

まぁ全部オススメですけど。

 

ちなみにこの方はBL小説をメインで書いているので名前だけで検索するとエッセイ以外のそういう本が沢山出てきますが驚かないでください。

私はBL詳しくないですが、抵抗がある訳でもないのでオススメがあれば是非教えて頂きたいくらいです。

 

ちなみに

上記のエッセイは割と高確率で図書館に置いてあるので、いきなり購入するのが怖い方は一度借りてみると良いかもしれません。

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